【モラトリアム旅】ウラジオストク⑥ ロシアのサウナに行ってみた
バレエを見た後はロシアのサウナ「バーニャ」へ。
日本でも銭湯は良く行っていたのですが、最近サウナ&水風呂の魅力に目覚めました。
「整う」というらしいですが、体がすっきりする感じがして快適なんです。
そして渡露直前、ロシアにもサウナがあることを発見。
なんでも「バーニャ」といって、家族や友人たちとサウナに行き、体を温める習慣があるそうです。
それはなんとしてでも行きたい!と意気込んでみたものの、結構ハードルが高い。
というのも、
①ロシアでは家族や友人と少人数で楽しむ、貸切スタイルが一般的
②「サウナ=風俗店」という側面もあり、見分けるのが難しい
③(私が行った時は)クリスマス休み中
前日ホステルのスタッフに紹介された所は休日(③)で、タクシーの運転手さんに連れていかれた所は思いっきり風俗店(②)で、客は男性しかおらず、受付のお姉さんが苦笑いしてました。
(今思えば郊外にポツンとあったし、なかなか危険な状況だったのでは…ウラジオストクの治安が良くてよかった。これから行く人は気をつけてくださいね)
でもどうーしても行きたい!という事で、再度ホステルのお兄さんに相談。なんとか見つけてくれました。確認の電話をしてくれた上、私の携帯のグーグルマップにも登録してくれました。本当にありがとう!
場所はマリンスキー劇場から徒歩15分くらい。道もまっすぐなので、ひたすらテクテク進みます。
マップ上では近くに辿りついたものの、それらしき所が見つからず、近辺をうろうろ。
ストリートビューでなんとなくそれらしき建物はわかったものの、今度は入り口がわからず、まごまごしていたら、建物の中からピカピカ顔で頭から湯気の出た「ザ湯上り」なおばさんが。
私「バーニャ?」
おばさん「ダー!(そうだよ)」
わー!見つかった!
でも、絶対これが入り口なんてわからないよ。。
カウンターはこんな感じ。↓
一人500ルーブル(1000円)。タオル等は別。おばちゃんが3人いて、貴重品や上着はおばちゃんに預けます。といっても、男女混合で、鍵がかかってるわけではないので、大金は持ってこない方が安全かも。
さすがに中は写真がとれないので、絵で。
かなりラフな作りで、ロッカーには鍵がありません。中での服装も自由。良く海外のスパは水着着用といわれるけど、私が行った時は水着の人はいなかったなあ。女性もパンツだけはいて、受付横の休憩スペース(男女兼用)に行く時はパレオやタオルを巻いていく感じでした。小学校の水泳の着替えの時に使った、てるてる坊主みたいなやつを巻いてる人もいました。
来ている人は小さい子供を連れた若いママ、そのママのママ(おばあちゃん)、おばちゃん、アジア系のおばちゃん(上にベトナムレストランがあり、そこのスタッフらしい)といった感じ。みんなマイペースで楽しんでいました。
中は湯船がなく、サウナ、シャワー、冷水が入った桶、洗い場(ベンチ)という、かなりシンプルな作り。サウナには木の枝を持って入り、熱くなったらその枝でぺしぺししたり、逆にその枝でサウナ内の熱気をかき回してロウリュウ状態にしたりしていました。水風呂はなかったけど、冷水の入った桶を引っ張ると頭から冷水をかぶることができて、かなりすっきりしました!何セットか繰り返したらホカホカに。
私はてぶらでいったけど、おばちゃんにぺしぺししてもらったり、石鹸貸してもらったり、言葉は全く通じませんでしたが、ワイワイできて楽しかったです!
バス停は歩いて5分くらいの所にあったけど、結構早めに終わってしまうよう。タクシーもあまり来ない土地なので、湯ざめ対策はしっかり&帰りの手段は確保しておいた方がよさそうです。
(私はバスを逃し、極寒の中でタクシーを待ちましたが、全然来ず、回送バスに途中まで乗せてもらい、さらにタクシーを乗りついで帰りました…)
おかまドライヤーもありました!1回20円!手書きのキリク文字がかわいい
№ 3 Баня
Ulitsa Kalinina, 244 а, Vladivostok, Primorskiy kray, ロシア 690000